脱毛は毛周期に合わせて行う必要がある―、これはサロンなどで脱毛を行う場合は常識のようになっています。
実際、脱毛サロンでの初めてのカウンセリング時には、この毛周期について説明を受けるはずです。
では、毛周期ってナニ?って方のために簡単にご説明します。
毛周期は毛の一生
毛周期はヘアサイクルとも言いますが、例えるなら毛の生涯のことを言います。
体毛は、発毛細胞が活発に働くことでムクムクと育っていきます。この時期を体毛の「成長期」と言います。毛乳頭から盛んに栄養分を吸収するのですが、メラニンも多く含まれる時期です。
この成長期が過ぎると次は「退行期」に移ります。成長が止まった状態です。この時の体毛は、抜けてはいないのですが、発毛細胞とは離れてしまっています。
その次が「休止期」。
毛が抜けてしまっているか、抜けそうになっている状態です。次の体毛のための準備期間とも言えます。
これまでの脱毛器では、「成長期」に施術する必要がある
多くの脱毛器の脱毛方法では、成長期に施術する必要があります。
というのも、サロンで行うフラッシュ脱毛にしろ、クリニックで行うレーザー脱毛であっても、その仕組みは同じで、黒い色に反応する光を照射することで、毛根にダメージを与え、結果的に発毛細胞にもダメージを与えるというものです。
つまり、発毛細胞と体毛が密接に繋がっている「成長期」でないと、発毛細胞にダメージを与えられないのです。
毛周期は2~3か月。したがってこのサイクルに合わせる必要がある
この毛周期は、個人差や身体の個所によって差はあるものの、だいたい2~3か月とされています。
現在、成長期を迎えている体毛もあれば、休止期にある体毛もあるわけです。
今日、施術をして効果のあるムダ毛もあれば、そうではないムダ毛もあるというわけですね。
脱毛サロンでは、約2か月ごとの施術となるのはこのためです。
脱毛器の進化がスピード脱毛を可能にする!
ただし、最近ではこの毛周期と関係なく効果を発揮する脱毛方法を採用するサロンも増えてきました。
例えば脱毛ラボもその一つ。
ジェルとの相乗効果で脱毛をする仕組みなので、毛周期とあまり関係なく脱毛が可能です。
またディオーネは、休止期に効果を発揮する脱毛器を使っているので、毛周期とは関係がありますが他のサロンとはちょっと仕組みが違います。
最近では、成長期の体毛にも休止期の体毛にも効果を発揮する脱毛器も開発されてきています。
脱毛サロンの方針というよりも、脱毛器の進化がスピード脱毛を可能にしつつある―、と言えるかもしれません。
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