こんにちは。編集者のニコです。
ただいま、家庭用脱毛器のトリアとケノンを使って、全身脱毛に励んでいます。
が…ちょっと前にトラブルがあり、脱毛を休憩することになりました。
せっかくなので、その記録も残しつつ、脱毛で肌トラブルを起こさないための方法をまとめていきたいと思います。
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トリアで肌トラブル、やけどと毛嚢炎に…
トリアを使って、数回目のVIOラインを脱毛していた時のことです。かなりひどい肌トラブルが起きてしまいました。
Vラインのトライアングル部分は、全体的にやけど状態となりました。
照射時はクーリングをしっかりしたため痛みはありませんでしたが、脱毛直後から肌がひりひりしはじめて、真っ赤に炎症…
お風呂に入ると、しみるほどです。痛みは翌日までひきづり、少しずつ回復をしていきました。
汗をかく時期でしたので、赤みがひいても汗をかくとしみますし、肌が弱っているのを感じました。
また、Vラインのトライアングル下とIラインに1つずつ、ニキビのようなおできがポツっとできてしまいました。
調べてみると、毛嚢炎というもので、脱毛時によくできるそうです。
こちらは、痛みはなかったもののなかなか回復せず、完治するまでに2週間もかかってしまいました。
ひどくなると膿がでるそうですが、私の場合は膿はないものの、1つは表面が水っぽくなり皮膚がテカテカした状態、もう1つは固い芯が出来て芯がいつまでも残っている状態でした。
この間脱毛は中止したのはもちろんですが、治ってもしばらく怖くて脱毛する気になりませんでした。
脱毛前
脱毛後
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毛嚢炎とは
脱毛などが原因で起こるできもので、見た目はニキビやおできと似ています。
皮膚がダメージを受けると、細菌が毛包部分に入り込み炎症を起こします。
軽いものは、痛みもなく自然に治りますが、悪化すると炎症したり膿をもったりするそうです。
毛嚢炎の原因は?
毛嚢炎の原因は、肌にダメージを受けて細菌が入り込んでしまうことです。
脱毛時に起こりやすいのは、カミソリや毛抜きを使用すると肌が傷つきやすいからです。レーザーやフラッシュでも、熱によるダメージがあります。
特に、疲れているときや風邪をひいた後など抵抗力がない時は、肌も弱くなっており注意が必要です。
毛嚢炎になってしまったら
軽いものでしたら、特に薬による治療はせずに、悪化しないために幹部を清潔にしながら様子をみましょう。
痛みもないので、あまり気にせずに過ごすのがよいそうです。
炎症や膿が見られる場合は、菌の繁殖を防ぐためにも抗菌薬やステロイド剤の使用も検討すべきですが、ステロイド剤は皮膚の免疫力を低下させてしまうため、よけい悪くなることもあります。
自己判断で行わず、皮膚科に行って正しい用法・用量を指示してもらいましょう。
脱毛時の肌トラブルを防ぐために
自分の脱毛法をふり返って、肌トラブルが起きた原因を考えてみました。
ハッキリとこれが原因だ!と言えるものはありませんし、いくつかの要素が重なってのことだとは思いますが、原因となりそうなものを知っておくことで今後の肌トラブルを防ぐことができます。
脱毛をしている方は誰しも起きる可能性があるので、参考にして、今一度脱毛の仕方や脱毛器の使い方について考えてみてください。
①照射レベルが高すぎないか?
毛の濃さや肌の色に対して、レベルが高すぎれば、肌に負担を与えます。
トリアの最高レベルは5ですが、毛の濃い部分ではかなりの痛みをともないます。クーリングをすれば痛みを減らして脱毛することもできますが、痛くないから大丈夫なのではなく、毛や皮膚の状態を考えてレベルを決めることが大切です。
自分にあったレベルは、「痛いけれど我慢できる程度のもの」と言います。
クーリングをしすぎると、皮膚の感覚がなくなり、自分にあったレベル以上のレベルを選択してしまう可能性が高いので、毛の濃いうちは特に注意が必要だなと感じました。
レベルをあげられないと、いつまでも脱毛が完了しないような気がして焦りも出てくるかもしれませんが、低いレベルで照射し続けていけば、少しずつ毛が減ってくるのでそのうち最高レベル照射できるようになります。
トリアは1~2週間ごとに照射できるので、あっという間にレベルをあげていくことも可能でしょう。
長い目で見て、まずは無理のないレベルで照射をするのが肌のためと言えます。
私は、トライアングル部分はレベル5で照射しました。
クーリングをしっかりすれば痛みがなかったので、無理をしすぎたのかもしれません。
肌のためには、照射前のクーリングだけではなく照射後のケアにも時間をかけた方がいいかもしれませんね。
②照射方法は正しいか?
トリアは照射範囲が狭いため、円を重ねるように打って照射漏れを防ぎます。しかし、照射した場所を正確に把握することは難しく、少しずれれば既に打った場所に重ね打ちしてしまう可能性も高いです。
レベルが高ければ高いほど、重ね打ちによるダメージは大きいでしょう。
重ね打ちを防ぐには、照射した場所が明確にわかるような工夫が必要です。例えば、白い線を引いて、それを目印に打っていくなど何らかの工夫が必要です。
私は、重ね打ちしないことよりも照射漏れしないことを優先して、脱毛していました。
どこまで打ったかわからなくなった時は少し前に戻って照射をしていたので、必要以上に重ね打ちをした部分がかなりあります。
レベル5での重ね打ちが、一番の火傷の原因ではないかと思っています。
③脱毛頻度はどのくらいか?
トリアの説明書には、2週間に1回のペースでの脱毛を推奨しています。
しかし、1週間に1回でも大丈夫だという声も多く、実際に問い合わせをしても同様の返答があります。
早く効果を出したい人は、できれば1週間に1回やりたいと思いますよね。
基本的には、週一のペースで問題はありませんが、目に見えなくても肌のダメージを受けている場合は、1週間以上はあけたほうがよいです。
私は、だいたい1週間に1回のペースで脱毛をしていましたが、今考えると肌が弱っていたのかもしれません。
VIOの脱毛時は、前日にカミソリでケアをしてからトリアをしていましたから、カミソリ・トリアのくり返しによるダメージがあったでしょう。それに気が付かず、1週間ごとに照射をしていたら、徐々に肌トラブルが出てくることも考えられますね。
肌トラブルは、目に見えるものだけではなく、目に見えないものもあるということを知って、常日頃から肌調子を意識しておくべきですね。
④使用可能範囲を守っているか?
トリアの使用可能範囲には、IラインやOラインは含まれていません。
IやOは皮膚が薄くデリケートな部分なので、素人が自己判断でやるのは危険だということなのでしょうが、実際には、使用している人も多いのではないでしょうか?
私は、注意書きは、何かあった時のための企業側の建前…家庭用脱毛器では、痛みはあるもののそこまで危険なこともないだろうとしか考えていませんでした。
しかし、使用禁止をしているほどトラブルが多い箇所だということなのだと認識しておかなければいけません。
クリニックではVIOの脱毛は、痛みが強い時に麻酔を使うほどですから、家で気軽に脱毛をしてしまうのは危険が多いのです。
また、日焼けによる肌の色の状態も重要です。
トリアは黒い色素に反応するため、日焼けをしていると痛みが強く出て火傷をする危険があります。サロンでも、日焼けをしている時は施術を断られることがあります。
トリアの説明書には、肌の色サンプルが描かれており、使用制限をしていますので、脱毛のたびに確認してみることをおすすめします。
少なくとも日焼け直後の脱毛はNGです。
今回、Iラインに毛嚢炎ができてしまったことで、自己責任でVIO脱毛を続けるか迷いました。
幸い、IラインOラインにも使えるケノンを持っているので、そちらで続けてみようかと思っています。もう少し毛がうすくなってきたら、トリアにもどるかもしれませんが…
⑤体調は良いか?
毛嚢炎は、肌の抵抗力が落ちているときに起こりやすいです。
抵抗力の落ちる原因は、睡眠不足や疲労時、病中病後、生理中など、誰もが経験しているようなことです。
仕事が忙しくて寝不足が続いているけれど、脱毛しなきゃ…という状況は避けた方がよいでしょう。
エステサロンやクリニックでは、生理中や妊娠中の脱毛は避けるように言われるのも、このような理由かもしれないなと改めて気が付くことができました。
やけど・毛嚢炎の対処法としてしたこと
今回の私の場合は、薬を飲んだり病院に行ったりするほどでもない(自己判断ですが…)レベルだったので、幹部を清潔にしてなるべく乾燥させておくということ以外は、これといったことはしていませんが、いくつか気を付けたことがあるので書いておきます。
お風呂は入るとヒリヒリとしみるため、1日目はシャワーのみにしました。
また、場所的にどうしても、むれやすい場所ですので、ナイロン製の下着をなるべく避けてコットン100%の下着を身に付けました。
汗をかくとヒリヒリするし、まるで因幡の白うさぎだなぁと思うほど…
やけどは、1日半程度で赤みも痛みもなくなりましたが、毛嚢炎は痛みはないもののプックリとした膨れがなかなかひきませんでした。
たまに炎症を起こした場所からじゅくじゅくした水分が出てくることがありましたが、だんだんと小さくなり、最後は芯ののように固いかさぶたのようなものがポチッとあるだけの状態になり、それもいつの間にかなくなりました。
じゅくじゅくとした時は、オロナイン難航を塗ったこともあります。効果はよくわかりませんが、安心感でしょうか。
家庭用脱毛器の威力をなめてはいけません。
肌トラブルをきっかけに、生理中や疲れているとき、風邪をひいた後は脱毛をするのをやめようと思いました。
また、トリアの使用範囲外であるIラインとOラインについては、トリアの使用をやめてケノンで脱毛していくことにします。
トリアでIラインをやるのは、ものすごく苦痛でそのたびに心が凹みました。
痛いから進まないし、この状態を続けてもあまり良さそうではなかったので、よいきっかけとなりました。
そもそも脱毛は、きれいになりたいからするものです。腕や足が服からのぞいたときに、ムダ毛はなくとも肌荒れやぼつぼつがいっぱいあったら…ちょっと残念ですよね。
これからは、毛をなくすことだけではなく、肌もツルツルぴかぴかになれるような脱毛をしていきます!
ではまた気分が落ち着いたら、引き続き脱毛レポートをしていきたいと思います。
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